土地持ちの人に住宅金融公庫の子育て向け省エネ賃貸住宅建設融資を勧めてみた。

「土地を相続したけど価値がそれほど高くないのでアパート建築費を全額融資してもらえない」という相談を受けました。

やっぱり民間の銀行は担保評価をシビアにみるので土地の価格に建物価格が見合わない時は100%融資が難しい場合が多いです。

しかし、住宅金融公庫の融資なら少し甘めで100%融資が可能な場合もあります。

住宅金融公庫の融資って賃貸に出すのは禁止じゃないの?って思うかもしれませんが、一般の住宅ローンとは別に賃貸マンション建設向けの融資もあるんです。

いくつかの規則に従う必要はありますが100%融資を狙う人には良い融資ですし、融資期間も35年で金利も35年固定でかなり低金利です。

しかし、100%融資を狙うには住宅金融公庫の土地と建物の担保基準の計算方法を知っている必要があります。

土地の担保価値はどうやって算定してるか?

建物の担保価値はどうやって算定してるか?

(一般の金融機関とは基準が異なります)

その合計担保価値以内ならフルローンで融資が可能となります。

逆にその金額に合わせて建築額の上限を決める事も必要となってきます。

今回の相談者さんも、この基準をクリアして無事に100%融資を獲得して着工となりました。

おめでとうございます。

オリジナルテキストとコンサルティング

 

ABOUTこの記事をかいた人

TOSHIYUKI ”SAM” LEE

1971年大阪生まれ。18歳から東京の大学に進学し卒業後、柔道整復師の夜間の専門学校に3年間通う。国家資格を取得後26歳で東京に整骨院を開業。 38歳の時にハワイに移住するにはどうすれば良いかと試行錯誤し不動産投資と出会う。その後39歳でリタイアし42歳でハワイに家族と移住する。 年間300日はサーフィンをする。