銀行はエンジェル投資家である。

世の中には銀行を悪だと決めつけている人がほとんどです。

よく「銀行は晴れの時には傘を貸すけど、雨の時には傘を貸さない」などと揶揄されますが、あなたがお金を貸す方の立場ならどう考えますか?

おそらく確実にお金を返してくれる人には貸すけど危なっかしい人には絶対に貸さないと思います。

ですから銀行は当たり前のことをやっているだけなのです。

例えば貴方が凄く良いアイデアを思いついたけど自己資金が無くて会社をスタートできない状態だったとします。

その時にある投資家を訪れて自分の事業計画をプレゼンして投資家に1億円の投資をしてもらえる事になったとします。

貴方は物凄くその投資家に感謝すると思います。

もちろん、その投資家は株やリターンを求めますが、それは当然と受け入れて感謝するでしょう。

ですから不動産投資で銀行から資金を出してもらう時もそのような気持ちで臨むべきなのです。

貴方が自己資金がないが良い物件を見つけた時、銀行をエンジェル投資家だと考えて下さい。

その時、貴方が持ち込んだアイデア(不動産投資では物件の収支や積算にあたる)が投資家(銀行)の心を動かした時にディールとなるのです。

ですから投資家(銀行)の好みを徹底的に調べておくことがディールへの近道なのです。

銀行は敵ではなくエンジェルです

銀行員60人からのヒアリングなどをまとめたテキスト

 

 

ABOUTこの記事をかいた人

TOSHIYUKI ”SAM” LEE

1971年大阪生まれ。18歳から東京の大学に進学し卒業後、柔道整復師の夜間の専門学校に3年間通う。国家資格を取得後26歳で東京に整骨院を開業。 38歳の時にハワイに移住するにはどうすれば良いかと試行錯誤し不動産投資と出会う。その後39歳でリタイアし42歳でハワイに家族と移住する。 年間300日はサーフィンをする。