世の中のほとんどの投資は自分のお金を投資して値上がりすれば儲かり、値下がりすれば損をするという仕組みです。
株もFXもキャピタルゲイン型の不動産投資(値上がり目的の不動産投資)も全てそうです。
しかし、ほとんどの人がインカムゲイン型不動産投資(家賃収入型)だけが持つ特別なもう一つのメリットに気付いていません。
もちろん今回のようなコロナ不況などにも家賃は影響を受けず物件の価格が上がろうが下がろうが関係なく安定した利益を生み出してくれる事が最大のメリットなのですが、このことについては多くの人が気付き始めています。
しかしインカムゲイン型不動産投資にはもう一つの素晴らしいメリットがあるのです。
実際に自分の物件で説明します。
私は東京に約3億円の物件をフルローン(全額融資、頭金なし)で購入しました。
今から2、3年前に収益物件の価格が高騰していたので3.5億で売らないかという話もありました。しかし、たとえ5000万円の売却益が出たとしても約半分は税金で持っていかれる為に手元には2500万円しか残りません。
2500万円ぽっちを手に入れるのに毎年約1000万円の家賃からくる利益を放棄するのはバカらしいのでもちろん売りませんでした。
現在時点でこの物件を購入して約10年なのですが、あと10年後に売却すればどうなるでしょうか?
今から10年後のローン残高は約1億円です。
物件は5000万円値下がりして2.5億円で売却したとします。(一般の人は5000万円も値下がりする事に恐怖を感じて不動産投資をやらないようですが笑)
手残りは次のようになります。
売却額2.5億➖ローン残高1億=1.5億円
もちろん物件価格が値下がりしているので譲渡益は発生ぜずに税金がかからないので1.5億円丸ごと手残りとなります。
しかも家賃からの利益毎年1000万円×20年間=2億円と合わせると3.5億の利益となります。
何故こうゆうことが起こるかというと、インカムゲン型の最大のメリットは家賃からくる利益であるのは間違いありませんが、同時に他人(入居者)が自分の代わりにローン返済をしてくれてローン残高をどんどん減らしてくれているというもう一つのメリットがあるからなのです。
少し難しい話かもしれませんが入居者がローン残高を減らしてくれるスピードより物件価格の値下がりスピードが遅ければこういう現象が起こるわけです。
ですからこのようなメリットを享受したい場合はしっかりとキャッシュフローと担保価値を計算して良い物件を購入する必要があるのです。
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