仕事をクビになっても不動産投資はできますか?

「仕事をクビになっても不動産投資はできますか?」という質問がありました。

答えは、無職で金融機関から融資を受けるのは基本無理です。

もし、あなたが現金をあまり持っていないのなら再就職して融資を受けれるようになるまで2、3年頑張るしかないでしょう。

しかし、もしあなたが2000万円くらいの現金を持っていれば選択肢は結構あります。

1つの例として以前、生徒さんに勧めて成功したやり方を紹介します。

先ずは法人(会社)を設立しました。

そして、物件価格3000万円、利回り15%の木造アパートの融資を政府系金融機関に打診しました。

新規開業資金で頭金50%を投入しました。

もちろんフルローンが出れば良いのですが無職でこれから不動産賃貸業を開業するとなると30%〜50%を投入して法人としての実績を作って次に繋げた方が良いという判断でした。

3000万円で利回り15%という事は年間で600万円の家賃が入ってきます。

フルローンだと毎月の銀行返済額は約18万円ですが、半分自己資金なので毎月の銀行返済額は約9万円となります。

年間の家賃収入が600万円だと毎月の収入は50万円です。

50万円➖18万円=32万円(フルローン)

50万円➖9万円=41万円(50%自己資金)

当然ここから経費はかかりますが手元に残る額は毎月35万円位にはなりました。

この毎月35万円という金額はクビになった会社の給与と同じくらいでした。

その後、この生徒さんは一年後に同じ政府系金融機関から2棟目を1割の自己資金で購入し、そして翌年には信用金庫からフルローンで融資を受けて3棟目を購入することができました。

ここまで来ると、たいていの金融機関から融資を受けることができるので、どんどんチャンスが広がっていきます。

振り返ってみると預金2000万円の内、1500万円を投入する事に生徒さんは、かなりためらっていましたが、現在では良い選択肢だったと喜んでくれています。

もし、あなたが現金に余裕があるのならチャンスは結構あります。

よかったらLINE電話コンサルタントを受けてみて下さい。

ABOUTこの記事をかいた人

TOSHIYUKI ”SAM” LEE

1971年大阪生まれ。18歳から東京の大学に進学し卒業後、柔道整復師の夜間の専門学校に3年間通う。国家資格を取得後26歳で東京に整骨院を開業。 38歳の時にハワイに移住するにはどうすれば良いかと試行錯誤し不動産投資と出会う。その後39歳でリタイアし42歳でハワイに家族と移住する。 年間300日はサーフィンをする。