ハワイに住んでるとハワイで不動産投資しないんですか?と必ず聞かれます。
僕はアメリカで不動産投資はしなていませんが、ハワイは値段が高すぎて論外として、アメリカ本土では利回り10%が取れる地域もあるのでアメリカでもインカムゲイン狙いの不動産投資は可能です。
でも物件価格の100%を融資してくれる事は不可能ですし金利は4%以上です。
要するにアメリカで融資を受けて不動産投資するには頭金30%入れて表面利回り10%の物件を金利4%以上の融資を受けて投資するという形になります。
手残りはほぼ出ないでしょう。
ですからアメリカで家賃狙いの不動産投資をするなら現金で買うのが良いでしょう。
ただし英語ができないなら絶対やめた方がよいですが。
それに比べたら日本の不動産投資は世界的に見ても特異です。
日本だけが変なのです。
物件価格が3億円なのに全額の3億円を貸してくれる可能性(もちろんテクニックが必要)があって金利1〜2%の国なんて日本だけです。
まさにジャパニーズドリームだと思っています。
僕の様に不動産投資未経験のただのマッサージ屋のオヤジに約3億をフルローンでしかも低金利で貸してくれる国なんて日本しかありません。
まさにジャパニーズドリームです。
ではなぜ日本だけが特殊な不動産投資事情になってしまったのでしょうか?
それは日本人の土地崇拝と建物軽視からきていると思います。
海外では築100年の建物にも高い価値があります。
でも日本人は古い建物に値段は付かないと思っています。
だからマンション一棟を売りに出すときに土地の価格に少し色を付けた位の価格で売りに出すケースはよくあります。
例えば土地が1億円で建物は古いので1000万ぐらい上乗せして1億1000万円で売りに出すという具合です。
しかし、融資する側の金融機関は土地だけではなくしっかりと建物の価値も算出しなければなりません。
そこで金融機関が出した建物価格が2億円で土地値が1億円で合計3億円の評価が出てしまうなんてことがあるわけです。
この様な物件の探し方は『たった5ステップで1%の買うべき物件と99%の買ってはいけない物件が分かる』
に全て書いてありますので読んで頂ければと思います。
皆さんもなんとなくわかっていただいたでしょうか?
なぜ売りに出されている99%はフルローンがつかない物件で、1%だけがフルローンが出る物件なのかということを。