賃貸物件を退去するとき「東京ルール」を知っていれば敷金は全額返ってくる。

こんにちは日本で84室を貸している大家側のLEEです。

3月、4月は引っ越しシーズンですね。

皆さんは敷金を返してもらえなくて困った事はありませんか?

「東京ルール」を知っているだけで敷金は全額返ってきます。

もちろん東京以外の物件でも「東京ルール」は使えます。

では「東京ルール」とは何か?

東京ルールとは賃貸住宅紛争防止条例のことなんですが、余りにも賃貸住宅の退去時に問題が多い為、東京都が出した条例、ガイドラインです。

今では他の都道府県でも、このガイドラインが基準になっていることが多いです。

簡単に東京ルールを説明すると「よっぽどの事以外は大家負担」という事です。笑

例えば

床に椅子やテーブルによる傷がついた。

タバコによる壁の汚れ

冷蔵庫の裏の壁汚れ

畳、絨毯の通常の汚れ

全て大家負担です😅

では何が賃借人負担になるのでしょう?

例えば花瓶をフローリングに落として大きな穴を開けてしまった。

子供がボールを投げて照明を割ってしまった。などです。

ですから通常の生活で発生する汚れや消耗は全て大家もちなのです。涙

でも「東京ルール」を知らないばかりに請求された人がほとんどだと思います。

あと鍵の交換と退去後のクリーニング代も本当は大家もちです。

しかし契約書に記載しているケースが多いので、それだけは払って、後は全額返してもらいましょう。(本当はクリーニング代も鍵の交換代も契約書に記載されていても裁判に持ち込めば返ってきますが、裁判費用が掛かるので諦めましょう)

では、どうすれば管理会社にふっかけられずに済むかを伝授しましょう。

退去日にあなたと管理会社の担当者の両者で部屋をチェックします。

この時、事前にコレをダウンロードしておいでください。東京ルールガイドライン

そのガイドラインを持って管理会社と会うのですが、挨拶を交わした後、こう言ってください。

「今日は東京ルールのガイドラインに則っての清算という事で宜しいでしょうか?」

この一言で敷金が全額返ってくる事は間違いありません。

東京ルールガイドラインダウンロード

ABOUTこの記事をかいた人

TOSHIYUKI ”SAM” LEE

1971年大阪生まれ。18歳から東京の大学に進学し卒業後、柔道整復師の夜間の専門学校に3年間通う。国家資格を取得後26歳で東京に整骨院を開業。 38歳の時にハワイに移住するにはどうすれば良いかと試行錯誤し不動産投資と出会う。その後39歳でリタイアし42歳でハワイに家族と移住する。 年間300日はサーフィンをする。