銀行の融資が閉まり出したとはいえ、直ぐに物件価格が下がりだすわけではない。

こんにちは日本に84室保有する実践投資家のLEEです。

僕の日本在住の投資家仲間から、やはり金融機関の融資が厳しくなり始めたという話を聞きます。

特に今まで不動産投資の融資に積極的だった二大巨頭の三井住友銀行とりそな銀行の姿勢が消極的になったことは市場にかなりのインパクトを与えているのは間違いありません。

ただ、消極的になったとはいえ貸せる人を厳選して貸しています。

また、二大巨頭が消極的になったとはいえ信用金庫などは他に貸出先がない為、貸したくなくても不動産投資に貸すしかありません。

ですから一部の金融機関が閉まり出したからといって物件価格が直ぐに下がりだすわけではありません。

リーマンショックの様に全ての金融機関が一斉に融資をしなくなれば不動産価格が直ぐに下落しますが、今回の様に徐々に融資が厳しくなる場合はなかなか予想が付かないのが現実です。

なぜなら物件価格というものは基本的に金融機関や不動産屋が決めるものではなく大家さんが決めるものなので、かなりの割合で大家の気分で値段が動きます。

ですから大家は1円でも高く売りたいので「もう少し値段が上がるのでは無いか?」と売るのを躊躇していたのが「おや?上がるどころかなんだか下げ始めたぞ、急いで売らないと‼︎」という気分になれば不動産価格が下がり始めるわけです。

不動産価格なんて難しい事で決まるわけではなく大家の気分次第で決まるわけです。

みなさんが売る立場だとしてもそうでしょ?

だから僕にも、いつ不動産価格が下がるのかはわかりません笑。

しかし、大家の気分が「あら?もうこれ以上価格は上がらないな。ここらで売らないとマズイかな?」となってきている事は間違いありません。

ですから、いつその時期が来ても良いように知識とキャッシュを蓄えておかなければなりません。

ABOUTこの記事をかいた人

TOSHIYUKI ”SAM” LEE

1971年大阪生まれ。18歳から東京の大学に進学し卒業後、柔道整復師の夜間の専門学校に3年間通う。国家資格を取得後26歳で東京に整骨院を開業。 38歳の時にハワイに移住するにはどうすれば良いかと試行錯誤し不動産投資と出会う。その後39歳でリタイアし42歳でハワイに家族と移住する。 年間300日はサーフィンをする。