自分は1億円の物件が買えるのか。

こんにちは日本に84室を保有する実践不動産投資家のLEEです。

これから不動産投資を始めようとするときに、先ずは「自分の立ち位置」を見極めないといけません。

目標を「2年以内に毎月のキャッシャフローを100万円にする」と決めても現在の貯金が100万円しか無ければ実現するのは、かなり難しいと思います。

しかし、同じ貯金が100万円でも目標が「10年以内に毎月のキャッシャフローを100万にする」ならできそうな気がします。

また、「自分の立ち位置」を知るという事は物件を探す上でも重要です。

なぜなら2500万円のアパートしか買えない立ち位置の人が1億円のマンションを探しても意味がないし効率が悪いからです。

2500万円のアパートしか買えない人は徹底的に2500万円以下の木造アパートに絞って、それに集中した方が結果的に目標に達成できる時間は短くなります。

では「自分の立ち位置」とはなんでしょうか?

ザックリ言うなら。

年収、現金、住んでる場所、使える金融機関、で決まるでしょう。

例えば現金だけで考えるなら物件を購入する時に必要な諸経費は8%程度必要です(木造ならもう少し低い)。

安全にいくなら1割の現金を持っていた方が良いでしょう(諸費用8%、手持ちの現金2%)

ですから1割の現金から買える物件を逆算すると、現金を1000万円持っている人でないと1億円の物件を買えないという事です。

ですから200万円しか現金がない人は2000万円の木造アパートを買うことに徹底的に集中した方が良いでしょう。その時に融資年数を伸ばしてくれる金融機関が自宅近くあるかどうか?で、また戦略が変わってくる(これも立ち位置)

結局、「自分の立ち位置を知る」ことが目標への近道になるということです。

ABOUTこの記事をかいた人

TOSHIYUKI ”SAM” LEE

1971年大阪生まれ。18歳から東京の大学に進学し卒業後、柔道整復師の夜間の専門学校に3年間通う。国家資格を取得後26歳で東京に整骨院を開業。 38歳の時にハワイに移住するにはどうすれば良いかと試行錯誤し不動産投資と出会う。その後39歳でリタイアし42歳でハワイに家族と移住する。 年間300日はサーフィンをする。