不動産投資って買ってからはどんな感じ?

日本に84室保有するインベスターサーファーのLEEです。

不動産投資の話になると物件を買うまでの話が主になってしまいますが今日は「買ってからはどんな感じ?」かを書いてみたいと思います。

不動産投資と言っても買ってからは単なる大家業になるわけですが実働時間は皆無に等しいです。

だってハワイに住んでから4年近くも現場に1度も行かずに成り立っている仕事なわけですから。

では何故そんな事が成立するのか?

それは管理会社が存在するからです。

では管理会社とは何か?

それは昔は大家がやっていた大変な仕事を全て代わりにやってくれる大家業の代行業者だと考えれば分かりやすいと思います。

では昔の大家はどんな事が大変だったのでしょうか?

昔は大家が自ら家賃を徴収し、滞納の催促をし、それでもダメなら入居者を追い出す。

または入居者の募集、入居者の審査、または修繕の手配等を全て自らやっていたからです。

その中でも最も大変だったのは家賃の回収だったでしょう。

今も昔も家賃が遅れる者やなかなか払わない者が一定数はいるからです。

これは管理会社にとっても悩みの種だったのですが、この悩みを解決したのが家賃滞納保証会社の出現です。

これは入居者自身が家賃の50%を入居時に保証会社に支払う事により家賃を滞納しても家賃が大家に支払われる保険の様なシステムです。

これにより管理会社の負担も軽減され大家も家賃滞納の心配から解放されたわけです。

しかも保証料が大家持ちではなく入居者持ちなので本当にありがたいシステムなのです。

そしてもう1つ家賃滞納保証会社ができた事によってもたらされたメリットが入居者審査です。

保証会社も滞納されると会社の経営に支障をきたす為、入居者を入念に審査します。

彼らは審査のプロなので大家や管理会社が審査するよりは精度が高くなります。(結構通らない事もある)

ですから本来、大家や管理会社がやっていた入居者審査は家賃滞納保証会社の審査結果次第で決めているというケースが多いのではないでしょうか。

以上のように管理会社と家賃滞納保証会社が出現した事により大家が直接やる事はほとんど無くなりました。

唯一大家がやらなくてはならないのは「意思決定」です。

こればかりは管理会社に全て任せるわけにはいきません。

意思決定というと難しく聞こえるかもしれませんが、要は管理会社からの質問にただ回答するだけです笑。

例えば以下の様な質問です。

①空室の募集条件はどうしますか?

家賃、敷金、礼金、広告料、フリーレントを前回と同じで良いか?変更するか?という質問です。

同じで良ければOKと伝えるだけです。

②部屋の退去時の修繕費や物件に故障があった場合に見積もり書をメールで送ってくれる。

その金額で良ければOKを出して終了。

不満なら自分で他のリフォーム業者に連絡して見積もり書をメールしてもらい比較検討する。

大家の意思決定とはほとんどが上記の2つです。

このメールのやりとりにかける時間は月にゼロの場合もありますし最大でも30分くらいです。

このような仕事が他にあるでしょうか?

大家業には管理会社という完全代行業者が存在するからできる事なのです。

そしてその完全代行料金は家賃のたった5%で済むのです。

あなたの仕事を完璧に代行してくれてその代行料金が売り上げの5%で済むなら最高だと思いませんか?

だから私は大家業を選択したのです。

ABOUTこの記事をかいた人

TOSHIYUKI ”SAM” LEE

1971年大阪生まれ。18歳から東京の大学に進学し卒業後、柔道整復師の夜間の専門学校に3年間通う。国家資格を取得後26歳で東京に整骨院を開業。 38歳の時にハワイに移住するにはどうすれば良いかと試行錯誤し不動産投資と出会う。その後39歳でリタイアし42歳でハワイに家族と移住する。 年間300日はサーフィンをする。